みなさん、出張って行きますか?
慣れているビジネスパーソンも慣れていない方も、とにかく勝手が違うエリアでの活動は、いろいろとストレスはあるもの。
ましてや海外出張となると、わからないことだらけ……。
そんなとき、スマホアプリってすんごく役立ちます。なんだかいろいろなアプリを使いこなせばもっと快適に出張できるような気もしますよね。
ということで、今回はビジネスパーソンが出張中に使うアプリをアンケート調査してみました。その数3,951人! みなさん。ご協力ありがとうございました。
*2017年1月実施。インターネットアンケート。
*対象:ビジネス目的での海外渡航がある方
*有効数:3,951人
回答者3,951人が選んだアプリとは?
実際にアンケートさせていただいた質問は以下です。対象者は弊社のサービスである『グローバルWiFi』を使って海外渡航をされた方々となっています。
質問:海外渡航時に利用しているアプリのカテゴリ(ジャンル)はどのようなものがありますか?(複数回答可)
回答は以下のようになりました。
2位 SNS 2,710
3位 メール 2,239
4位 天気予報 1,650
5位 交通 1,197
6位 (無料)通話 1,182
7位 通訳(翻訳) 905
8位 為替 875
9位 仕事全般 547
10位 レストラン予約 407
一位はやっぱり。という感じですね。それぞれフリーコメントとどのようなアプリを使っているのか、細かく見ていきましょう。
1位 地図
知らない土地に訪れるなら、必須アプリといえますね。
「目的地までスムーズ」
「路線図を出すと、交通費を抑えながら移動範囲が広がる。確実にたどり着ける。」
「タクシーに乗る際は、行き先を地図で示す。」
「タクシーでぼったくられないよう、ナビを見ています。少しでも変な道にいきそうになったら注意してます。」
などなど、単なる道案内だけではなく、ぼったくりの対策としても使われているようです。
電車に強くなれれば、仕事の後の食事やちょっとした観光をしたいとしても行動半径が何倍にもなれますね。
<アンケートで上がった地図アプリ>
GoogleMap、百度MAP
2位 SNS
出張先であっても「旅」。体験や感動をSNSで共有したいものです。
「地球上どこにいても、リアルタイムで友達のことを知っていたい。」
「1対1のやりとりは、どこにいても時差も関係なく、無料のメッセンジャー。」
「中国にいる時は、Wechatがコミュニケーションツールとして必須。」
慣れない出張では周りの人とのコミュニケーションも少なくなりがち。SNSを使うことで安心する、なんて側面もあるのかもしれません。またその国その国によって使われるSNSも違うので、より現地の方と仲良くなるために……という観点での利用もあるのかもしれませんね。
一方で
「出張先は明かさないのでSNS投稿はしない。」
なんていうコメントも。確かに気をつけなければ……。
<アンケートで上がったSNSアプリ>
Facebook twitter Instagram
3位 メールアプリ
業務上いつでもどこでもメールを使える環境が必要なのが、ビジネスパーソン共通のニーズでしょう。
ただ、ノートPCを持ち歩いていたとしても、(会社の情報ポリシーで使えない方もいらっしゃるかもしれませんが)スマートフォンやタブレットで簡単に処理できるメールアプリは場所を選ばず使えて便利。スマートフォンのメールアプリやGmailなどを使いこなしている方が多いようです。
<アンケートで上がったメールアプリ>
Gmail
4位 天気予報
現地の天気を正しく把握することは、スケジュールを建てるときに非常に重要です。天気によって、移動時間や服装や荷物など。いろいろなところに影響しますからね。
世界中、日本語でチェックできる天気アプリはあると便利かもしれません。
<アンケートで上がった天気アプリ>
Sunnycomb 世界の天気レーダー
5位 交通
日本と海外の違いといえば。ということで話に上がることも多い「交通機関」。日本のように正確にくるわけでもなかったり、乗り換えはどうしたらよいか……なんて考えただけでもストレスです。
「ヨーロッパでは列車移動、地下鉄利用をします。発券、乗り換え案内は駅の案内版だけでなく持っておきたいです。」
それと、飛行機!ANAやJALなどのアプリは、筆者の経験からしても必ずスマートフォンに入れておきたいアプリです。
運行状況の確認、発券、チェックインもできますし、緊急時の連絡先なども一発で連絡つきます。安心。
<アンケートで上がったメールアプリ>
Navi time Transit(各国)*参照:http://townwifi.com/app/
パリ路線図 シンガポール路線図
ANA JAL フライト便+
6位 (無料)通話
電話は使えるようにしておきたいですよね。
しかし、国際電話は高額。出張精算できない、なんていう企業も増えているようです。
通話料金を払うことなく話せる無料通話アプリや050といった番号を使って低額で通話できるアプリは、海外にいるときはぜひ持っておきたいものですね。
2位でご紹介したSNSのメッセージアプリは、大概、音声通話機能が付いていますので多用する方も多いようです。
ただ、無料通話アプリ自体を規制したり、禁止している国や通信事業者があります。渡航前に確認されることをオススメします。
<アンケートで上がった無料通話アプリ>
LINE facebookメッセンジャー whatsup
7位 通訳(翻訳)
相手が何言ってるかわからない、何て書いてあるかわからない、こっちが伝えたいことを何と言えばいいのかわからない……海外ではよくあることです。
だからこそ、すぐに調べられる翻訳ツールは持っておきたいもの。
Google翻訳は、なんと90言語に対応しているそう! かなり便利です。ビジョンのスタッフも、特にアジア圏で使っているそうです。
その他、会話中に使いたいフレーズなどは、辞書アプリを活用できますね。
<アンケートで上がった通訳アプリ>
Google 翻訳旅行アプリ「YUBISASHI」英辞郎
弊社も4月末に、ウェアラブル通訳デバイス「ili(イリー)」のレンタルを「グローバルWiFi」「NINJA WiFi」にてスタートします。
なかなか便利なので、ぜひぜひ使ってみてくださいね。
8位 為替
意外と出張中に細かく為替のチェックをする方が多いそうです。
「申告が必要な購入、持込物の計算に使います。」
確かに、細かく見ておくことで大きな損をせずにすみそう。
<アンケートで上がった為替アプリ>
Currency 為替情報Lite 両替計算アプリ“円算機”
9位 仕事全般
出張だから、という訳ではなく常日頃から使っているツールをそのまま使うなんてケースも多いですよね。
「会社で導入しているグループウェア」
どこでもいつもと同じように仕事ができるのは、嬉しいような悲しいような……
10位 レストラン予約
もうちょっと順位高いかな、と予想していたのですが、以外に使う人がすくなかったレストラン予約アプリ。
ビジネスパートナーやお客様と行く店は、現地の人や詳しい人に聞きたいですよね。
「せっかくなので現地ローカルのオススメ店、有名店に行きたい。」
飲食に限らずクチコミで調べて、オススメもでてくるYelp、TripAdvisorなどは、活用したいアプリ。
日本語で現地オススメレストラン、有名レストランの予約を頼めてしまうアプリも、ありそうでなかったサービス。ぜひ活用をオススメします。
<アンケートで上がったレストラン予約アプリ>
Yelp TripAdvisor 旅App Vol.3 “はじめてパブ歩き”
アプリを使いこなせば、出張ももっと楽しい
いかがでしたでしょうか。
海外へ旅行や出張をするときって、不便な事がたくさんあると思います。
宿泊先・訪問先の検索からナビ、翻訳ツール、交通、食事。知りたいときほしいときに一発で調べたり使えたりするアプリは、日本よりも海外では頼れる存在です。
この記事が次の渡航のお役にたてれば幸いです。
アンケートにお答えいただいた皆様、ご協力ありがとうございました。